25周年プラス1
住商アグロインターナショナルは2007年に創立25周年を迎えました。
これまで長年携わってきた専門知識だけはなく、商社ならではの情報収集や販売ノウハウを活かした事業活動を行なっています。
2006年10月には住友商事株式会社からの商権移管が完了し、さらに充実した発展を目指しています。
これまでの25年間にはいったいどのような歴史があるのか、私、業務チームの山本が探るべく、社長を務められていたこともあるOBの志田さんへのインタビューを行ないました。
いざ、住商アグロインターナショナルの歴史を振り返ります。

- 山本:
- このウェブサイトの会社概要ページの沿革にある通り、当社の前身はもともと1982年に設立されましたが従業員は何人でスタートしたのでしょう?
- 志田:
- 確かたったの4~5人だったと記憶します。会社は日本の農業関連のコンサルタントとして立上げたものの、途中からサウジアラビアにおける公衆衛生事業にも着手したんですよ。
- 山本:
- 公衆衛生事業といいますと?
- 志田:
- PCO(ペスト・コントロール・オペレーション)と言われるもので、具体的にはペストの媒介となるハエ・蚊・ネズミなどから人々の生活が害されない衛生環境にする整備に取り組みました。
- 山本:
- なるほど、「人々の豊かな暮らしのために」という今も掲げている会社のスローガンの一つはその頃から確立されていたんですね。他にも何かありましたか?
- 志田:
- そうですね、土壌改良材プロジェクトというのもありました。砂漠の緑化にもトライしたんですよ。また、同じ技術を使ってゴルフ場のグリーン造成や目土、ファアウェーの改善も行ないました。当時はまだゴルフブーム真っ盛りでゴルフ場整備もすごかったんです。
- 山本:
- バブル期のお話しですね。
- 志田:
- そうそう、移植栽培システムも手掛けました。紙で出来た特殊加工された折たたみ式鉢で、広げると底の無い鉢になる育苗に使われるものです。甜菜の栽培にも使用され、種を直播(じかまき)していたスペインでの普及も視野に入れて事業展開していました。紙製なので、苗と一緒に土壌に移したあとは土の中で分解されるので環境に優しいものでした。
- 山本:
- 「環境に配慮した商品を扱う」という当社の取り組みの土台がこれら土壌改良材や紙製移植栽培システムを扱っていたことからもうかがえますね。
- 志田:
- その通りです。それから、農業資材の小売店経営を手掛けていたこともありましたよ。

- 山本:
- 本当に色々なことにチャレンジしてきたんですね。私も何か考えてみたくなりました!
- 志田:
- そして、1999年に会社に大きな変化がありました。同じく住友商事グループ会社であった住商ファインケミカルズ貿易との合併です。これにより現在当社の事業3本柱のひとつである防疫薬ビジネスラインが加わって、規模と事業内容がさらに広がりまさに会社を“一新”した時期と言ってもいいと思います。
- 山本:
- 社名も変更しましたね?

- 志田:
- そう、住商アグロ株式会社から現在の住商アグロインターナショナル株式会社になりました。
インターナショナルという言葉が加わったわけですが、これは貿易・海外主体の事業を行なっていくという意味合いが込められています。
そして2006年10月には住友商事株式会社よりトレードに関する全商権の移管が完了されました。 - 山本:
- 全世界を対象としてグルーバルな事業展開をしていこうということですね。
- 志田:
- 安心と安全を提供できる商品だけではなく、環境を守りつつ人々の豊かで快適な生活に貢献する、これが創立以来の事業スタイルと言えます。
- 山本:
- これからもこの25年間に築いてきたよき伝統を守りつつ、常に新しいことにもチャレンジしながら発展する会社でありたいと思います。貴重なお話しを聞かせていただいて、どうもありがとうございました。
2007年7月 創立25週年記念パーティーを行ないました。






