チリ ~バーベキューには赤ワイン!~

レポーター:アグリサイエンス第二部 米州・オセアニアチーム所属 藤井 翔(チリ元駐在員)

チリは日本から見ると地球の裏側にあり、南北の総延長が約4,630kmに及ぶ非常に細長い国です。また、北は砂漠、南は氷河、東は山脈、西は太平洋に囲まれているのも特徴的です。

日本でも有名なイースター島

日本人にとっては、イースター島が最も有名かと思いますが、最近はチリといえばワイン!という方も多くなっているのではないでしょうか。
日本の貿易統計を確認したところ、2015年のワイン輸入量(国別)は、なんとチリがフランスを抜いて初めて一位になったそうです。レストランや店頭でもチリワインを見かけることが多くなったかと思います。

休日の公園ではワインイベントも

ブドウ畑

チリ人は”ラテン”と聞いてイメージする程情熱的ではありませんが、やはり日本人に比べると皆さん陽気で、音楽に合わせてダンスタイムが始まったりもします。週末は家族でバーベキューをしながらチリワイン片手にテレビでサッカーを観戦。肉が焼けるまでポテトチップスやフルーツをつまむ。赤身のステーキとチリワインの相性は抜群で幸せな気持ちになります。こんな幸せな気持ちにしてくれるワインの原料である葡萄の成長にも、私たちが販売する農薬や高機能肥料が役立っています。

また、チリはワインだけでなく、生食用葡萄やその他のフルーツも盛んに栽培・輸出されており、こういったチリの主要産業を私たちが下支えしているわけです。
チリ人は家族との時間をとても大切にしますが、こういった人々の幸せな時間に、間接的にでも自分の仕事が繋がっていると思うと大変やりがいを感じます。

駐在期間中は農家を訪問する機会も多く、実際の現場を見て、農家の方々がどういったことを考え、頭を悩ませるのかということを学びました。これらの悩みをいかにして解決するか。高い専門性を持った現地スタッフと共に分析し、時にメーカーの方とも相談しながら最終消費者に提案していく。こういった取り組みによって初めて商品の需要が生まれることを目の当たりにし、これが現地に根ざす私たちの使命だと改めて実感しています。
そして、これこそがまさに住友商事グループの経営理念である「豊かさと夢を実現する」ために働いているのだなと実感出来た瞬間です。

赴任するまで全く馴染みのなかったチリという国に愛着を持てるようになったことを幸せに感じますし、今後もチリに限らず人々の豊かな生活に貢献できるよう住友商事グループ一丸となって取り組んでいきたいと思います。