リーダーメッセージ

Q.2:皆さん長年お仕事されていて、苦労したことや大変だったこと、反面やりがいを感じる部分を教えて下さい。

越智

私は4年前に転職してこの会社に入社しましたが、転職するときの決め手になったのは新規の事業に携われるという点でした。
私たちのブランドは、アメリカでは確固たるポジションにいますが、日本市場では新規参入メーカーのポジションにいます。
私たちはまだまだメンバーも少なく、また東京にしか事務所がないため、大手メーカーに比べるとなかなか各地域・店舗に訪問する機会も少ないですし、営業としては歯がゆい部分もあります。反面、取組みやプロモーションの成功により、製品の良さがうまく伝わり、取り扱い店舗が着実に増えています。私たちの事業部はキャリア採用も多く、それぞれが今まで別の環境で培った色々なアイディアを活かして製品を作り、競合他社の製品ではなく、私たちの製品を買ってもらうことが出来る。製品の認知度が高まり、ブランドが育って、色々な店舗で購入が出来、ファンが増えていくというのが大きな喜び、そしてやりがいですね。
商社ではありますが、メーカー機能も持っているので、他のメーカーや広告代理店、委託業者、時にはエンドユーザーまで接触する機会が多いというのも面白いところです。

櫻本

私は30年程この会社で働いていますが、駐在は過去3回経験しています。場所は、ミャンマー、パリ、ニュージャージー。
ミャンマーでは、国内初の蚊取り線香の生産会社を立ち上げ、輸入品が一箱100円したところ、国産品として60円で売ることができ、飛ぶように売れました。マラリアやデング熱が蔓延する一方、電気の供給も極めて不安定な現地では蚊取り線香は必需品です。海外品と同じ性能の製品を少しでも安く、安定的に供給できる体制を整えたという仕事で、直接人々の役に立つことを感じられた貴重な経験です。
パリでは、殺虫剤原体の広域トレーダーとして、東はロシアからヨーロッパ全域、中東、アフリカを飛び回りました。
当時の年間海外出張日数は150日ほどで、週5日のうち、4日飛行機の中で晩御飯なんてことが珍しくありませんでした。

人事担当者

今まで何カ国くらい訪問したのですか?

櫻本

一泊二日程度の滞在も含めると50カ国くらいは訪問していますね。当時ナイジェリアに出張した際に、取引先の人達からそこまで行くのかと感心された時は、商社マン冥利に尽きました。(笑)

人事担当者

今のお話の中でミャンマーでのエピソードは、自分たちが作ったものを直に売るという点でメーカーのイメージが沸きますが、いざ商社の仕事となると漠然としたイメージとなってしまいます。
率直に商社で働くやりがいってどんなところでしょうか?

櫻本

商社であろうとメーカーであろうと仕事そのものが世のため人のためにならなければならないと思っています。その上で自分の会社が儲からないといけない。自分たちのしていることでお客さんやエンドユーザーを利することができ、世の中が段々便利に変わってゆく。そういった仕事が出来ているかを常に自分に問いながら仕事をしています。

増田

自分の存在を認めてもらえるまでは大変でした。自分の存在価値を見つけるためにやっているといっても過言ではないかもしれません。メーカーを走り回っての商品探し、行ったことのない国への出張を何度も繰り返し、情報収集にも5年間くらいかかりました。その内、メーカーからも色々な依頼をいただけるようになり、それをまたメーカーへフィードバック。この間に信頼を得られるようになり、「これなら売れるから是非売ってきてくれ」と言われた時に、認めてもらえたということで、自身の存在価値を示せたと思いました。商社は物を持っていないので、情報等なんらかの付加価値を提供することで存在を認めてもらい、商売の中に介在することができる。この仕事は、存在価値を認めてもらうと非常に気持ちのいい仕事です。

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