社員の声 シゴトーク

シゴトーク talk:02

私は欧州・CISチームに所属しています。主な業務内容は、UKを拠点に欧州・CIS地域各国に販売組織を持つSumi Agro Europe グループ(住友商事出資)と協同しながら、当該地域への日本製農薬の輸出、新規剤の導入を図ることです。一口に欧州といってもEU加盟国だけで28カ国と様々な言語と文化が入り乱れています。これは農業にも当てはまり、国によって主要な作物の種類も異なってきます。皆さんご存知のようにビールで有名なドイツやチェコにはホップが広く栽培されていますし、ロシアにおけるジャガイモの作付は、”ダーチャ”とよばれる旧ソ連圏特有の別荘に付随する家庭菜園が90%近くを占めます。このようにその国の文化を背景とした農業があり、国毎の特徴に合わせて商品を販売・開発していくことがこの仕事の醍醐味と感じています。

私が2012年の4月に入社してからの二年半の間だけでも世界情勢は目まぐるしく変化しており、海外を相手に仕事をしている我々にはこの変化が大きく影響してきます。例えば、ロシアとウクライナの対立に端を発するクリミア半島問題では、これまで販売していた商品を同地域向けに販売できなくなる等直接的な影響を受けていますし、ロシアの農作物禁輸措置によってEU域内での農作物の価格下落により、農家の農業資材購買力低下が懸念されており、このような世界情勢は当社のビジネスに影響してきます。
欧州各国のニュースは日々チェックするように心掛けていますし、学生時代にはほとんど気にも留めなかった為替の動きも注視するようになり、仕事を通じてより世界の動きを肌で感じられるようになったと思います。学生時代専攻していたロシア語とその地域に関わる仕事がしたいという思いから入社を決めこれまでこの地域を担当してきましたが、将来的にはこの欧州での経験を活かしながら、より広い視野を持つべく他の地域を担当してみたいとも考えています。

ポーランド現地調査ポーランドのブルベリー畑

「仕事を通じて自分が社会にどのような貢献ができるのか?」、就活中の学生の皆さんは思い悩むところだと思います。当初私自身もそうでしたが、農薬と聞くとマイナスイメージを思い浮かべる方も多いと思います。しかし、人間が病気の予防・治療の為に医薬を服用するのと一緒で、様々な病害虫から作物を守る為には適切な用法・容量(これも医薬と同じですね)で農薬を散布し、安定的に農作物を収穫することは、今や70億人を超える世界人口の食糧生産を支える為には必須と言えます。当社事業はこのように人間の生活に深く根差した”食”という大きなテーマに貢献できる充実した仕事であると日々感じています。