社員の声 シゴトーク

シゴトーク talk:06

中東・アフリカと聞いて、思い浮かぶことはなんでしょうか? 豊富な天然資源? エキゾチック? 紛争や革命が多い? 未開の地? 知らないことが多い地域ではないでしょうか。 私自身もこのチームに配属されるまでは、なんだか不気味で危険そうという印象を漠然と持っていました。 アラブの春に代表される民主化革命やアフリカ各地でも長く続く紛争はまだまだありますが、もちろん、そこには人々の食があり、農業があって、生活が営まれています。気候風土や慣習に根付いた農業形態があり、その国ごとの食文化があります。ビジネスを進めていくにあたって、さまざまな異文化に触れていくことも大事なことだと感じています。

私の主な業務は、農薬の輸出販売に伴うセールスとマーケティングです。高品質・オリジナルの日系農薬メーカーの商品を主に扱っています。世界的に食糧不足が危惧されていますが、食生活に切り離せない重要な商品が農薬です。食糧増産には農薬なくして成り立ちません。 私の担当国においては、住友商事の海外ネットワークとも連携しながら市場調査を行い、現地代理店などへ提案・開発・販売・普及を一連で行っています。中東やアフリカ情勢は決して安定しているわけではありません。その影響で、思ったとおりに販売が振るわないこともあります。また、法制度や規則なども変わりやすく、不明瞭なことも多いため、理解に悩むことも多々あります。振り回されることもあるからこそ、しっかりと事実と情報を根気よく集め、精査していくことが求められます。さまざまな障壁にも知恵を絞りながら、粘り強い交渉の連続を通して、ビジネスを実現しています。

そんな中東・アフリカにおいて、地域最大の農業国であるトルコにて、住友商事および現地法人トルコ住友商事と共に当社も出資をし、2013年1月にSumi Agro Turkeyを新設しました。より専門性の高い農薬販売組織を立ち上げることで、販売組織網の強化、及び、現地代理店との取引の拡大を促進し、一層の収益拡大につなげていくことを考えています。

こうした現地での販売組織の設立や出資などにも携わっていくことで、トレードビジネスだけに偏らず、関係する仕事にも経験値を積みながらビジネスを高度化していくことができるのは、この会社の面白いところです。そして、最近では、「いずれはアフリカにも販売会社を立ち上げていきたい」という夢を描けるようになりました。 商社の醍醐味が、存分に発揮できるフィールドが農薬ビジネスであることを日々感じています。毎日がエキサイティングです!

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