社員の声 シゴトーク

シゴトーク talk:08

私は農薬及び防疫薬の貿易業務を担当しています。アグリサイエンス(農薬)ビジネスラインでは、湾岸諸国・アフリカ・トルコ向けの輸出を、防疫薬ビジネスラインでは欧州向けの輸出を行っています。

最初に、私の仕事を簡単に説明させていただきます。まず、農薬や防疫薬の商品を国内のメーカーに発注します。次に、海外の客先が希望する納期に合う本船をブッキング。その後、客先にターゲット本船を連絡し、無事船積手配をしたら、現地で通関する際に必要な船積書類を送付。最後に、発注先には、支払処理、客先からは、代金回収し、一連の手続きは終了します。

一口に貿易業務といっても、貿易全般知識を習得するだけでなく、出荷国毎に現地の輸入規制や書類手配も異なるため、幅広い知識が必要になります。入社3年目と実務経験が浅い私は、仕事を通じて毎日、新しい個別知識が問われる場面に出くわし、日々勉強です。特に、中東湾岸諸国・アフリカなどは、現地での輸入規制が厳しく、船積手配を滞りなく進める様、慎重に慎重を重ねる必要があります。また、為替変動の影響を強く受けるため、相場を把握しつつ仕事をすることも重要になります。このように、貿易という仕事は、様々なリスクにさらされながら進めていきますが、個々のプロセスでのトラブルに臨機応変且つ迅速に対応し、客先の要望に十二分に応えることがやりがいにつながると思っています。

 

又、風通しが大変良く、恵まれた職場環境の下、仕事を通じて数多くのことを学んできました。その中でも、私にとって一番の収穫はチームワークの大切さを実感したことです。一連の業務には、実に多くの組織と人々が関わっています。客先はもちろんのこと、部内の仲間や営業担当、また関係部署と密にコミュニケーションを図ることがいかに大事かを改めて学びました。

更に、様々な国の人々と接触するため視野が広がり、全般的に世界情勢に以前よりずっと興味が湧くようになりました。例えばラマダン(イスラム教徒の断食)です。今まで教科書やニュースでしか見聞きしなかったことですが、実際ラマダン休暇のため、中東各国の在日大使館は日本にあるにもかかわらず、本国と同様の長い休みを取り休館となるため、船積書類に必要な査証がその間取得できなくなります。このように、様々な国の習慣や文化を実際に垣間見ることが出来るのは、国際的な仕事ならではです。
以上、簡単にご紹介させていただきましたが、少しでも貿易実務に関心を持っていただけたらうれしく思います。