新入社員インタビュー

Q1:現在担当している仕事とやりがいを教えてください。

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私は業績管理、月次報告資料、予算管理等、全社の業績を分析するのが仕事です。

日々、予算や実績の数字を見ながら資料作成をしており、全社会議で新人の私自ら発表することもあります。
また、自分が準備した資料を用いて社長が社外に説明する機会も多く、ミスが許されない緊張感のある仕事の為、無事に終わった時はとてもホッとします。予算管理システム導入にあたっては中心メンバーとして携わることができました。

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私は、中米及びペルー、チリの担当として、主に日本メーカーの農薬を海外に販売する営業をしています。よく間違われるので先に申し上げますと、農家に直接販売するのではなく、現地の農薬販売会社と取引をしています。
商社である私たちは日本の農薬メーカーと海外販売先の間に入って交渉を進めるのですが、常に相手の立場に立って様々なアイディアを検討し、価格や販売数量等、双方が満足していただけたときは本当にうれしく、やりがいを感じます。ただ、板挟みになることも多々ありますので、タフネスがとても重要ですね(笑)。

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私はトルコとイスラエル向けの船積み業務を担当しています。販売国によっては、通常書類の他に取引先に準備していただかなくてはいけない書類を要求されることもあるので、様々なことに気を配りながら仕事を進めています。
コロナ禍ならではの問題なのですが、現在は世界的なコンテナ不足で、船のスケジュールが突然変わることも多く、その際は先輩に相談し、関係各所と連携をとることで、今のところ何とか予定通りのスケジュールで商品を届けることができています。
商社らしい嬉しい出来事としては、海外のお客様や海外事務所スタッフからクリスマスカードや写真が届いたりすることです。先日は、仕事に追われてヘトヘトだったのですが、トルコ事務所の担当者から冬至の日にカピバラの写真が送られてきて、嬉しくて頑張る気力が湧きました。

Q2:当社に入社したきっかけや決め手はなんですか?

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当社の会社説明会に参加して、世界の食料不足という課題に向きあっている商社というビジネスモデルが自分に向いていると思いました。
でも、最終的に入社を決めたきっかけは、人ですね。人事担当者はじめ、面接で出会った社長、部長皆さんが楽しそうにしているのが印象的でした。また、最終面接の前には若手社員と食事をする機会もあり、そこでも社員の1人1人が楽しそうで、私もここで働きたいと思いました。

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私は就職活動当時、留学先のアメリカにいました。何社か問い合わせたのですが、アメリカにいる学生とわざわざコンタクトをとってくれる会社が少ない中、当社の人事担当者が連絡をくれたのは嬉しかったです。まず電話で話をし、その数日後ビデオ会議で先輩社員から直接会社のことなどを聞く機会を設けてくれ、会社の雰囲気を知ることができたのがとても良かったです。
話を聞いて、「世界の食への貢献」、「海外とのつながり」、「若いうちから色々経験できる」という私が求めていた事柄が実現できると思い、入社を決めました。

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人を支えることにやりがいを感じていましたので、私はアソシエイト職を希望していました。当社の、食は笑顔の源、その食の安定供給に貢献するという精神に惹かれました。
すごく緊張してしまった面接が終わった後、面接官だった部長さんから「緊張しいなんやね」と優しく声をかけていただき、自分の短所も踏まえて内定をもらえたことが決め手となり、入社しました。

Q3:会社の雰囲気・当社の好きなところを教えてください。

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人が優しすぎるところですね(笑)。まず例外なく優しいです。ちょっとでも自分が険しい顔をしていると「どうしたの?」と周りから声がかかります。先日、21時から時差のあるチリとの面談があったのですが、それを知った先輩が、「遅くまで大変だね」と声をかけて下さり、面談が終わって席に戻ると、その先輩からチョコレートと「おつかれさま」と書かれた置手紙があり、涙が出そうになりました。

実際、会社に入ってみて、本当に皆さん好きで仕事をしているのだなという印象は変わりません。私の部長からはよく、「どうしたら楽しく仕事ができるのか考えてみよう!」と言われます。ただ仕事をするのではなく、前向きに仕事を考えているところが本当にいいですね。

農薬の専門商社なので、取引先の方からみかんやマスカットといった美味しい農作物をいただけるのもとても嬉しいです。

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チームで一人残業していると、他部署の先輩方が「帰れそう?大丈夫?」と声をかけてくれることが多々あります。また、契約書の作成に困っていたら、他部署の先輩が教えて下さいました。このように垣根を超えた優しさがありますね。全社で100名程度なので、ワンフロアにみんなが揃って働いているのがよいのかなと思います。
また、皆さんが先輩や上司に遠慮することなく、自分の意見を言っているのを見て、素敵だなと感じます。
それと、オフィス環境が綺麗なこと!打ち合わせスペース等も充実していますし、クリスマス時期には大きなツリーやリースが飾られ気持ちが盛り上がります。

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私も部署を超えたコミュニケーションが活発なところがいいなと感じます。私の席はオフィスの端にあるのですが、先輩が通りがかりに「会社に慣れた?」「大変だね」など声をかけて下さいます。
仕事が大変だった時に先輩から頂いた手紙は今も宝物にしています!部署が異なり、仕事上直接関わりがない方でも話しやすい雰囲気があります。

また、尊敬できる上司が多いところも魅力です。身近の先輩で凄い方が多く、良い環境だなと心から思います。全社会議では営業部の皆さんの仕事への意欲や情熱が感じることができ、自分もこんな商社ウーマンになりたいと思っています。

最後はワークライフバランスです。仕事と子育てを両立している方も多いです。同じ部署のメンバーに赤ちゃんが生まれたらみんなでお祝いする等、アットホームな雰囲気が好きですね。

Q4:役に立った学生時代の経験はなんですか?

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部活動で厳しく指導を受けた挨拶や返事。学生時代の塾のアルバイトもコミュニケーションの役に立っています。今は電話で取引先と話すことが多いため、対面より感情が伝わりづらいなと思いますので、感謝の気持ちなどが相手に伝わるよう「ありがとうございます」と受話器の前でお辞儀をしながら話したりしています。基本的なことが役に立っている気がします。

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学生の時のゼミではプレゼンが多く、要点をまとめて端的に相手に伝えることが大切と学んできました。ビジネスでも役に立っていると思います。また、授業やバイトの合間に英語の勉強をする等、ちょっとした時間を有効に使う習慣が今もとても役に立っています。

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私は学生時代サッカーをやってきたのですが、いかに地道に練習をしてその成果を試合で発揮するか、そのプロセスが仕事と似ていると思います。大事な交渉や面談の際は、サッカーの試合と同様にどのような準備をして臨むかを常に考えています。

Q5:社会人に必要なことは何だと思いますか?

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まず、主体性です。仕事を楽しめるかどうかにも大きく関わることですね。受け身ではなく、何事も自分から積極的にやらないと面白くないと思います。
次に、相手のことを考える力です。相手が実際に求めていることと問題点を把握し、相手のためを考えて行動できる人は信頼されますし、結果として仕事が早く進みますね。

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まず、好奇心です。新人の私は、ほとんどすべての仕事が分からないことが基本なのですが、自分で理解を深める努力をしています。営業部に聞かないと分からないことは自分から積極的に聞きに行き、知識を増やしています。
置かれた立場によって考えがちがうことを理解するのは大切だと思いますし、変化に適応するための柔軟な行動力もとても大切だなと感じています。

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責任感と思いやりです。自分がミスをすると自分が見えていない範囲の人まで迷惑をかけてしまうことを常に考えて仕事を進めています。ただ、責任感を持ちすぎて萎縮しないようにとアドバイスも頂いています。
また、皆さんお忙しいにも関わらず、周囲を見ることを忘れずに、お声がけされている姿がとても印象的です。自分も先輩方のように、思いやりを忘れずに仕事をしたいと思っています。

Q6:コロナの影響が色濃い一年となりましたが、どのような社会人一年目となりましたか?

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社会人としての環境の変化もありますし、入社当初はどうなるのかな?と心配だったのですが、指導員が毎日WEBで業務を教えてくれたので不安はなくなりました。同期や先輩とWEB飲みができてうれしかったです。
同期に恵まれたことも、とても幸せだったなと思います。
CMで見た「見えないものにおびえた一年だったけれども、見えないものに支えられた一年だった。」というのを実感しています。

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自分にとってはこの環境がスタンダードなので、コロナの影響はあまり感じていないです。自分ができる範囲でしっかり頑張れていると思っています。プラス面を言うと、通勤時間や退勤後の時間を自己研鑽に使えるのは嬉しいです。健康面では、外出ができない分、お酒を飲む量が減ったのでポジティブかなと思います(笑)。

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企業によっては、コロナ禍で内定の取り消しなどもあったと聞きますので、まず入社できたことに感謝です。
私は特にコロナの影響で仕事が制限されているとは感じていません。4月はみっちり新入社員研修の時間があり、社会人の基本的なマナーや、会社の組織のこと、農薬についても沢山学ぶことができました。5月からは実務を開始し、とても充実していたと思います。

Q7:あなたの夢はなんですか?

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海外で生活した経験も活かして、将来的には海外営業職として活躍したいです。
それと、いつもワクワクしている大人でいたいですね。自分が先輩になった時、後輩をワクワクさせてあげたいです。ずっと先のことですが、おばあちゃんになったら途上国で幼稚園を作りたいです。

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当社歴代最年少部長になりたいです!そこは一つ見やすい目標として持っています。
世界の貧困層が豊かな生活を送れるように貢献するのが夢なので、それが実現できれば本当にうれしいです。
自分でプロジェクトを立ち上げて推進できる力量とポジションをつかみ取りたいです。
一つの事柄を色々な角度から見られる、人の100倍の価値観を持った人間になりたいです。

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今は、自分一人では決められないことが多く、常に相談しながら仕事を進めていますが、自分から提案し、総合職のサポートをもっとできるような事務職になりたいです。自分が成長すること、ひいてはそれがお客様の役に立てることなのだと思うからです。
通常であれば、毎年トルコの客先の日本訪問ツアーがあるのですが、今はコロナウィルスの影響で来ていただけないのが残念です。英会話を上達させ、現地のスタッフやお客様と直接お会いできる日を楽しみにしています。長期的には、社内の幅広い業務を経験していきたいです。

Q8:就職活動中の学生の皆さんにアドバイスをお願いします。

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とことん自己分析することと価値観を広げることです。
自分のやりたいことを知る上で一番重要なのは自分を知ること。就職活動中に、自分はどんな人生を歩みたいのか、しっかり分析してほしいです。そのためにも、価値観を広げないと狭い範囲でしか物事を考えられないと思います。例えば、年収の高い会社ばかりみるのではなくて、本当にやりたいこと、歩みたい人生を見つけて下さい。就職活動で内定をもらうことをゴールにしないでほしいです。

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自分が何を大切にしているのかを分かっておくことが大切です。会社説明会に行くと、どの人事の方も素敵なことばかり教えてくれますが、自分がその環境で人生をおくるという観点から、どういう人生を歩みたくて何を大事にしたいのかをじっくり考えておいた方が良いと思います。
色々な会社のことを知る機会は、就活生の特権なのだなと実感しますので、とりあえず自分から情報を取りに行く機会を大切にして欲しいです。
それとやはり人は大切だと思います。辛いことがあっても、このチームやメンバーで頑張れるという人達と働けるっていいですよ。

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初めからこんな仕事がしたい!と明確に決まっている人もいれば、そうでない人もいると思います。視野を広く持って、ちょっとでも興味があるところは、説明を聞きに行って下さい。色々な企業と出会う中で、ありのままの自分の姿を評価してくれて、心からこの会社に入りたい!この仕事がしたい!と思える会社が必ずあると思います。
健康第一で、体調に気をつけて、手洗いうがいもしっかりして、自分に自信を持ってくださいね。応援しています!