先輩社員の仕事紹介

先輩社員「営業(アソシエイト)A.H」画像

ニーズに迅速に対応。「ありがとう」で最高に幸せな気持ちになれる環境(営業アシスタント A.Hさん)

はじめに

一体どんな企業が自分に合うのだろう。世の中に貢献できる事は何だろう。こんな疑問を持ちつつ、私は就職活動に踏み出しました。
幼少期から英語が好きだった私は国際系の学部に進学し、半年間の留学を経験。海外と繋がる仕事を通して、誰かの役に立ちたいのだと気付き始めた時、当社との出会いがありました。

「世界の食を支える」という当社のモットーに共感し、やりたい事ができるだけでなく、働く意義も見出し入社しました。今では良き先輩・同僚に恵まれ、縁あって入社できた事に感謝しています。そんな私の業務内容、感じる社風を少しお話しします。

業務内容

入社後、米州・オセアニアチームに配属。主にメキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、中米(グアテマラ、ニカラグア、ジャマイカ、コスタリカ、ドミニカ、パナマ等)を担当しています。

私の主たる業務は、「日本の農薬を海外へ輸出する為の各種手配と調整」です。一般的には貿易実務と言われています。具体的には、海外客先からのオーダーを元に、仕入れ先である国内メーカーに商品を発注。それと同時に船を手配します。その後、現地での輸入に必要な書類を準備し、客先に送付。客先に無事商品を届けて、商品代金の入金を確認し、メーカーへ代金を支払うというのが一連の流れになります。

上記が基本ですが、国や地域によってルールだけでなく、特徴も様々です。例えば、オセアニアは農薬の需要が天候に大きく左右される為、突然のオーダーで即出荷が求められる事もしばしば。そんな時は、仕入れ先メーカーやグループ会社である物流担当の協力を得ながら、大至急で船積手配が必要となりますので、関係する方々との日々のコミュニケーションもとても大切です。また、中米向けでは、各国を取りまとめているコスタリカのコンサルタントと日々密に連携をとり、客先のニーズに迅速に対応できるよう情報収集をしています。中米のビジネスでは、当社にとって最も安全な「前受金」決済という、海外客先から商品代を先に受け取ってから船積の手配を始める取引が多いのですが、希望納期に叶うスケジュールで手配しなければならない、けれども客先から入金が来ない為手配を始められない!などのジレンマに遭遇することがよくあります。さらに最近は船の確保が難しい状況が続いていたりと困難も多いのですが、客先の希望通りの納期で商品を輸出できて、お客様から「ありがとう」と言っていただけると最高に幸せな気持ちになります。
入社時より、船積の仕事は営業担当者が築き上げたビジネスを形にする事であると教わってきましたが、日々身を以てそれを実感しています。

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その他業務を通じて学んだ事、感じた事

入社後、貿易実務を一から勉強し、実際の船積みを進めていきながら多くのことを学びました。輸出手続きに必要な書類や、海上保険についての知識、船会社とのやり取りで使う専門用語もたくさんあるので覚えるのが大変でしたが、目の前のことに真摯に向き合った結果、できることが少しずつ増えてきたので今は楽しく仕事ができています。
一度、担当国以外の輸出案件を任せていただいたことがあるのですが、それは自分にとって初めてのインコタームズ(貿易取引条件)の案件でした。未経験の案件だったので、前例を見ながら業務を進めることができず、参考書で調べたり、先輩に聞いたりしながら頑張って本船手配を進め、なんとか無事に商品を現地へ送り届けることができました。後々になって、自分の担当しているメキシコへの船積みでも同じインコタームズの案件が新しく始まった際は上記の経験のおかげでスムーズに本船手配することができました。ある先輩から、「仕事はすべて繋がりがある」と教わったのですが、それを実感できたよい経験です。こんなとき、やりがいを感じるとともに、ベテランの先輩方の背中を見て、もっと頑張ろうと思えます。

現在では、業務の状況に応じて、テレワークと出社のバランスを調整していますが、新たな”選択肢”が増え、前向きに仕事ができています。

感じる社風や環境、業務外のこと

年間を通じて、社内行事が豊富な会社だと思います。例えば、社長バーといって、社内のコミュニティースペースでお酒やスナック等をつまみながら社員同士で自由に交流できる場があります。夏にはBBQ、年末の大忘年会では毎年楽しみになるような催しもあります。他には、社員の方と声を掛け合って皇居をランニングしたり、終業後の会議室を使ってオフィスヨガをやったりと、興味があることを通じて、人との新たなつながりができたのも面白い経験の一つです。