先輩社員の仕事紹介

先輩社員「コーポレート S.M」画像

コーポレートの役割はブレーキ役ではない。いかに潤滑油として機能できるか(コーポレート S.Mさん)

「社会貢献できる仕事をしたい」「農業に関わる仕事をしたい」と転職を考えていた矢先に、『専門領域での豊富なノウハウを活かし、人々の生活と明日の地球環境に貢献する』という当社の会社概要に目が留まり、当社を応募しました。

前職では、電子機器に使用する接着剤メーカーに勤務し、液晶ディスプレイ市場における日本メーカーの栄枯盛衰と韓国・中国の躍進を目のあたりにしました。中小規模のメーカー営業を20年近く続けていく中で、良い製品や技術を有していても、それを必要としている顧客を見つける事の難しさや、保有する技術でしかビジネスをしていく事が出来ないことにジレンマを感じていました。一方、商社は市場や顧客のニーズとメーカーの製品や技術を繋ぐプラットフォームの役割があると考え、日本の技術と世界を繋ぐ架け橋になれる、という点に大きな魅力を感じたのが、入社の決め手ですね。

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入社後、予算や事業計画の策定、戦略会議の開催運営等、様々な経験をさせていただきました。その後、異動となり、与信管理等、より営業に近い立場でお仕事をしています。アグリサイエンス、防疫薬、ペットケアの各市場では、政治・経済・社会・技術といったPEST分析やSTP戦略、マーケティングミックスの考え方も大きく異なるので、覚える事が多く、勉強の毎日です。自分に課せられた使命は、リスク管理の視点からのみ業務を遂行するのではなく、営業部とのシナジー効果をいかにして創造するか、単にブレーキ役ではなく潤滑油として機能できるかという事だと強く意識しています。
また、当社の今後の方向性は、従来型のビジネスから大きくパラダイムシフトしなければならないと考えており、自分が前職で経験した海外事業会社の運営やメーカー営業の知見を存分に活かしていきたいと思っています。

当社では新たに、『農業の持続可能な発展と、安心・豊かな生活環境の実現に貢献するために、独自性を用いてあらゆるソリューションを提供する』を経営理念に掲げています。ますます自分が求める理念に近い環境で仕事ができる事への喜びと、成長していける環境に感謝と責任を感じています。